組織・基盤開発本部長の id:onishi です。募集締切が迫る「はてなサマーインターンシップ2024」ですが、応募するかまだ悩んでいるあなたのために、今年の見どころをいくつかご説明させていただきます。
京都で過ごす一週間
今年のインターンは、京都(講義パート/1週間)+リモート(実践パート/2週間)のハイブリッド形式です。特に講義の集中している前半を京都で過ごすことで、インターン同期の仲間との絆を深めたり、対面で学ぶことで濃密な一週間を過ごしていただけます。
もちろん、交通費は支給、遠方の方にはホテル(5泊)を手配します。
リモートワークで会社がどう回っているか
はてなは、「フレキシブルワークスタイル制度」で、在宅・出社を自由に選択できる、としています。これにより、オフィス出社率は10%程度となっています。では在宅中心で会社ってどのように回っているの?という疑問には、後半の実践パートで、実際の開発チームに参加し、オンラインツールを駆使してチーム開発が進む様子を自ら中に入って体験してもらえます。
プロダクションのコード、その品質担保のための仕組みを感じる
実践パートで参加したチームでは、GitHub でプロダクトのリポジトリに招待され、GitHub を中心にした開発を行ってもらいます。つまりプロダクションのコードそのものに触れることができます。 そして、インターン生も社員と一緒に開発することで、コードやテストを一緒に書く、社員によるコードレビューを受ける、といったリアルな開発現場を知ることができます。
Web開発、上から下まで
「Web/HTTP/API」「RDBMSブートキャンプ」「フロントエンドブートキャンプ」「インフラ」といった講義で、Web開発を幅広い領域で学びます。
講義資料は当社のオリジナル。CTO id:motemenをはじめとした充実した講師陣で企画・準備しています。
コンテナも、オーケストレーションも
「コンテナ」「コンテナオーケストレーション」講義では、現代ではなくてはならなくなったコンテナ技術やその関連技術、複数のコンテナの協調などについて、概念から具体的な利用方法まで学びます。
ここまでは、例年実施している講義ですが、今年は新しい取り組みをいくつも予定しています。
新講義「ブログライティング」
はてなは、「はてなブログ」や「企業技術ブログ」など、エンジニア個人や企業の技術情報発信について常に取り組んできました。エンジニアを目指す学生のみなさんにも是非、エンジニアがブログを書く・情報発信をする意義や、書く技術について理解を深めていただきたいと思っています。
また、オウンドメディアの編集支援サービスも提供しています。今回の講義では、まさに技術情報発信を編集という立場で支援している当社編集者が講師を務めます。
新講義「AI」
生成AIの技術進化や活用が進み、世界に多様な変化を起こしつつあります。
「AI」講義では、LLMで使われている技術要素を学び、単にAPIを呼び出すだけではなく、どうやったら精度を向上できるのか、プロダクト導入において注意すべきポイントなどを身に付けます。
新講義「チーム開発」
スクラムに関する著書を持つ id:daiksy による「チーム開発」講義は、実際の業務の中で他のエンジニアや他職種の人と協力しながら開発を進めるプロセスを学びます。リモートワークでの開発といった現代的なテーマも扱います。プログラミング技術だけでなく、開発プロセスについて学ぶことも貴重な経験となるでしょう。
開発〜リリースまでのすべて
充実した講義を用意しましたが、はてなインターンは単に知識を得るだけではありません。本番はむしろ実践パートです。
後半の実践パートでは、サービス開発チームに参加します。エンジニアをはじめデザイナー、ディレクターといったさまざまな職種の社員とオンラインでコミュニケーションをとりながら、新機能の企画や研究・開発を行います。できればインターン期間中に作った機能のリリースまで行い、ユーザーさんからの生の反応やそのフィードバックをうけた改善まで体験していただきたいです。
受け入れは「ブログ」「マンガ」「ノベル」「プラットフォーム」と多様なサービス開発チームを予定しています。応募時に希望チームを選択いただけます。
応募締め切りは 2024年6月10日(月)12:00(日本標準時)!!
はてなインターンの今年の見どころ、ご理解いただけたでしょうか。興味を持っていただいた方は是非この週末にエントリーしてください!
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