2022年3月30日(水)に、 Hatena Engineer Seminar #19 をオンライン開催しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
このエントリーでは、当日のアーカイブ動画や公開資料をご紹介します。
Hatena Engineer Seminar #19 について
Hatena Engineer Seminar は、はてなのサービスを開発する上で、エンジニアがどのような事を考えているのか、どのような働き方をしているのかを語るイベントです。
#19 は、株式会社KADOKAWAとはてなが共同開発しているWeb小説サイト「カクヨム」の開発メンバーが登壇しました。
「カクヨム」は、 2016年2月29日に正式オープンしてから約6年、プレオープンやそれ以前の開発から数えれば6年以上の歴史があるサービスです。
Webサービスの世界での6年は長く、使用している要素技術はどんどん陳腐化していってしまいます。そんな状況下で「カクヨム」がこれから10年、100年続くサービスになるよう、チームで行っている取り組みについて紹介しました。
イベントの内容は、配信のアーカイブ動画もYouTubeでご覧いただけます。動画の概要や以下の説明で、各トークの開始時間にもリンクしていますのでご利用ください。
発表概要と資料
カクヨムの10年を見据えた技術 - by id:koudenpa
発表資料を以下で公開しています。
カクヨムの10年を見据えた技術 Hatena Engineer Seminar #19 - Speaker Deck
配信アーカイブの該当部分は、2分32秒からです。
インフラ編──AWSアカウントとIaaSの段階的移行── - by id:koudenpa
カクヨムはAWSのはてなのサービスで共有のアカウントで、EC2を活用して運用されてきました。これを段階的にカクヨム固有のアカウントに切り出し、マネージドサービスやコンテナ技術を活用するように変更して運用性を高めました。その動機や具体的な手順をお話します。
発表資料を以下で公開しています。
カクヨムの10年を見据えた技術──インフラ編──AWSアカウントとIaaSの段階的移行── Hatena Engineer Seminar #19 - Speaker Deck
配信アーカイブの該当部分は、15分21秒からです。
グルーミングしながら進めるプロダクト開発 - by id:onk
カクヨムの開発チームではスクラムベースの開発プロセスを回していますが、昼会、スプリント会 (プランニングとレトロスペクティブを同時に行っています) に特徴的な工夫があります。現在のアジェンダに落ち着くまでの変遷と、このチームだから成立している「グルーミング」についてお話しします。
発表資料を以下で公開しています。
配信アーカイブの該当部分は、39分05秒からです。
プロトタイプ編 - by id:k-murakami0609
この一年、カクヨムでは新機能のリリースを行いつつ、徐々にアプリケーションをモダンな構成に切り替えています。このセッションでは、段階的な切り替えを実現すべく、プロトタイピングを通じて決定した方針やその検討プロセスについてお話します。
発表資料を以下で公開しています。
プロトタイプ編 Hatena Engineer Seminar #19 - Speaker Deck
配信アーカイブの該当部分は、55分41秒からです。
フロントエンド編 - by id:mfzy
技術要素の刷新は未来への投資であり、作り替えることがゴールではありません。より円滑に開発・運用が進められるような土台を築かねばならず、そのためにはスケジュールやコストといった制約によって徐々に犠牲にされがちな品質を守り抜く必要があります。このセクションではフロントエンドに焦点を当て、品質を意識するだけの余裕を確保するためにいかに効率的かつ快適に開発が行える環境を継続的に整備したか、その工夫について紹介します。
発表資料を以下で公開しています。
Hatena Engineer Seminar #19 フロントエンド編 - Speaker Deck
配信アーカイブの該当部分は、1時間15分20秒からです。
デザイン編 - by id:takuwolog
React導入においてエンジニアと協業してコンポーネント指向な開発を進めました。その手法やデザイナーの振る舞いを紹介します。
発表資料を以下で公開しています。
デザイン編 Hatena Engineer Seminar #19 - Speaker Deck
配信アーカイブの該当部分は、1時間46分23秒からです。