Hatena Engineer Seminar #21「GraphQL 活用編」をオンラインで開催しました #hatenatech

2022年9月7日(水)に、 Hatena Engineer Seminar #21 をオンライン開催しました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

このエントリーでは、当日のアーカイブ動画や公開資料をご紹介します。

Hatena Engineer Seminar #21 について

Hatena Engineer Seminar は、はてなのサービスを開発する上で、エンジニアがどのような事を考えているのか、どのような働き方をしているのかを語るイベントです。

#21では、15の出版社・20のマンガサービスに採用いただいているはてなのマンガビューワ「GigaViewer」の開発チーム、株式会社集英社の少年ジャンプ+編集部との協業サービス「マンガノ」の開発チームのメンバーが登壇し、モバイルアプリからフロントエンド、バックエンドまで、はてなのGraphQL活用についてご紹介しました。

GraphQLについては、はてなのチーフエンジニア id:cockscomb がこれまでに以下のようなアウトプットを公開しておりますので、こちらもぜひご覧ください。

また、登壇メンバーの所属チームや担当サービスについては以下でご紹介させていただいています。

イベントの内容は、配信のアーカイブ動画もYouTubeでご覧いただけます。動画の概要や以下の説明で、各トークの開始時間にもリンクしていますのでご利用ください。

発表概要と資料

GraphQLを使い続けて気づいたこと 〜マンガノでの活用事例から〜 - by id:miki_bene

id:miki_bene マンガノは2021年4月にリリースされた、はてなと集英社 少年ジャンプ+編集部が共同開発したマンガ作品に特化した投稿サービスです。マンガノでは開発当初から GraphQL を活用したバックエンド・フロントエンド開発を行っています。使い続けていくにつれて、GraphQLがAPIの実装において良い効果を与えていることに気づいてきました。開発の実例を紹介しつつ、GraphQLが与えた良い効果についてお話します。

発表資料を以下で公開しています。


Hatena Engineer Seminar #21 - Speaker Deck

配信アーカイブの該当部分は、1分9秒からです。

Perl でも GraphQL が使いたい - by id:nakaoka3

id:nakaoka3 どうしてはてなのマンガメディアチームがPerlでGraphQLを使いたいのか、どうやってPerlでGraphQLを使うのか、どうやってPerlで実装するのか。graphql-perl を使った実装方法を紹介します。

発表資料を以下で公開しています。


Perl でも GraphQL を使いたい - Speaker Deck

配信アーカイブの該当部分は、16分14秒からです。

マルチテナントで GraphQL を使う際の工夫 - by id:mizdra

id:mizdra GigaViewer では多数の漫画サイトを立ち上げるため、マルチテナントアーキテクチャを採用しています。1つのコードで複数のサイトに対応させるべく、GraphQL スキーマや、サーバーの実装に至るまで、様々な工夫をしています。この発表ではそれらの詳細をご紹介します。

発表資料を以下で公開しています。


マルチテナントで GraphQL を使う際の工夫 - Speaker Deck

配信アーカイブの該当部分は、27分30秒からです。

GraphQLでフロントエンドとバックエンドを分離する - by id:magaming

id:magaming GigaViewer のバックエンドは Perl で書かれており、これまで HTML のレンダリングにはテンプレートエンジン(Xslate)が使われていました。しかし現在、GraphQL + Next.js に段階的に移行しつつあります。その移行までの道のりについてお話します。

発表資料を以下で公開しています。


Hatena Engineer Seminar #21 GraphQLでフロントエンドとバックエンドを分離する - Speaker Deck

配信アーカイブの該当部分は、34分13秒からです。

はてなが作るマンガアプリのGraphQL導入から活用 ~ コミックDAYSからGigaViewer for Appsへ~ - by id:kouki_dan

id:kouki_dan REST APIで作られていたコミックDAYSアプリにGraphQLを導入するまでに実際に行った検証から実装、リリースまでの流れをご紹介します。その知見を活かして、GraphQL中心の設計でゼロから作ったはてなのマンガビューワのアプリ版「GigaViewer for Apps」での活用例や工夫もお見せします。

発表資料を以下で公開しています。

配信アーカイブの該当部分は、40分49秒からです。

クロストーク

GraphQLの活用における苦労や工夫や改善について、GigaViewer for WebとGigaViewer for Appsの開発を担当するエンジニア陣がテーマに沿ってお話しました。登壇は、id:ikesyo, id:nakaoka3, id:mizdra, id:mangano-ito です。

id:ikesyo による関連エントリ:
ikesyo.hatenablog.com

配信アーカイブの該当部分は、55分32秒からです。

さいごに

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。はてな技術グループでは引き続き、ブログやセミナーなどを通じた技術情報の発信に取り組んでまいります。

次回の Hatena Engineer Seminar は2022年11月に開催予定です。ご期待ください。

はてなでは新卒・中途、東京・京都を問わずエンジニアを募集しています。今回のセミナー内容に少しでも興味をお持ちなら、ぜひともご応募ください!

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