はてなで働くエンジニアにアンケートシリーズ第15回は、マンガサービスのiOS/Androidアプリエンジニア、id:nabe1216に話を聞きました。
- 「関モバ」などのイベントではてなの話を聞いた
- Androidアプリ開発をメインに、iOSアプリ開発にも関わる
- 頭を仕事モードに切り替えてからタスクに着手
- GraphQL導入で「一歩外の世界へ」
- 人見知りでなかなか懇親会まで参加できない
- ユーザーが直接触れるアプリのデザインや使い心地を大切にする
- 失敗を肯定的に捉えるため、挑戦への心理的ハードルが低い
「関モバ」などのイベントではてなの話を聞いた
── Q1. はてなidとその由来を教えてください
本名が「渡辺」のためよく周りから呼ばれていたあだ名の“なべ”と、誕生日を組み合わせるという、よくあるパターンです。
── Q2. いつどんなきっかけで入社されましたか?
モバイルアプリ開発者のイベント「帰ってきた関西モバイルアプリ研究会」での登壇や、はてなデザイングループ主催のイベント「Hatena Design Hour」ではてなの人と話す機会があり、そこではてなについていろいろと話を聞いたのがきっかけでした。
帰ってきた関西モバイルアプリ研究会 - connpass(2019年5月開催)
Hatena Design Hour #7 in Kyoto - connpass(2019年6月開催)
当時自分は受託開発の会社で働いていましたが、はてなの場合は、自社サービスの開発に近い形で共同開発に取り組むという話を聞いてとても興味を持ち、2019年11月に入社しました。
Androidアプリ開発をメインに、iOSアプリ開発にも関わる
── Q3. 現在の仕事を教えてください
マンガサービスのスマートフォンアプリを開発しており、自分はAndroidアプリ開発をメインで担当しています。これまでAndroidアプリの開発ばかりしていましたが、最近はチームメンバーにサポートしてもらいながら、iOSアプリの開発にも手を広げていっています。
── Q. チーム内の立ち位置を教えてください
チームの様子を見つつ手一杯なメンバーのタスクを拾う、開発で必要そうな情報を事前に集めるなど、潤滑油のような感じで動いています。
新しいものを追いかけるのが好きで、Androidアプリ開発の新しいフレームワークであるJetpack Composeをキャッチアップして社内で共有したりサンプルアプリを作成したりと、新しい技術を積極的にプロダクトへ取り入れようとしています。
頭を仕事モードに切り替えてからタスクに着手
── Q. 1日の仕事の流れを教えてください
大体定時である毎朝10時に仕事を開始します。午前中はコードレビューやライブラリの更新内容を確認するなどして、仕事モードに頭を切り替えてから自分の持っているタスクを進めるようにしています。
昼過ぎからは毎日30分ほどチームの昼会があり、情報共有や困っていることの相談をします。その後は自分のタスクの続きを進めたり、必要に応じてサーバーサイドのエンジニアとミーティングを行ったり、ペアプロをしたりしています。
GraphQL導入で「一歩外の世界へ」
── Q. 最近うまくいったことは何ですか?
最近うまくいったことは、アプリへのGraphQL導入です。以前id:kouki_danさんのアンケート記事でも言及されていましたが、自分もGraphQLをネイティブアプリへ導入する際の検証、その後の導入を行い、快適に開発できています。
チームのサポートはありつつもiOSアプリ開発で小規模な機能実装をすることがあり、これまでAndroidアプリ開発しかしてこなかった自分にとっては「一歩外の世界へ踏み出した」という手応えがありました。
これまでAndroidアプリ開発以外のことを勉強し始めると、Androidのキャッチアップがおろそかになるのでは……といった不安から踏み出せずにいました。ですが、チームにiOSとAndroid両方のアプリ開発ができる人ばかりがいるため、自分もそうなりたいと思った憧れから踏み出せたという背景があります。
とはいえ今もAndroidのキャッチアップに比重を置き過ぎているかな?と思っているので、少しずつiOSに関する勉強の量を増やしていきたいなと思っています。
人見知りでなかなか懇親会まで参加できない
── Q. 最近うまくいっていないことは何ですか?
社外の人との交流だったり知見の交換ができていないことです。
オンライン勉強会は気軽に参加できるので、よく参加するのですが、人見知りということもあって懇親会まで参加するのが個人的に少しハードルが高く感じていて、あまり参加できずにいます。
ユーザーが直接触れるアプリのデザインや使い心地を大切にする
── Q. 普段大切にしていることは何ですか?
開発しているアプリのデザインや使い心地を大切にしています。スマートフォンアプリはユーザーが直接触れるものであるため、プラットフォームのデザイン(Human Interface GuidelineやMaterial Design)を極力採用することで一貫した操作性を提供したり、動作が重くならないように実装時にいろいろ検証したりしています。
失敗を肯定的に捉えるため、挑戦への心理的ハードルが低い
── Q. はてなはどんな会社ですか?
新しいことへの挑戦を後押ししてくれる会社だと思います。
挑戦と聞くと「失敗したらどうしよう」というようなことを考えがちですが、失敗したということも一つの知見だと肯定的に捉えてくれるので、挑戦することへの心理的ハードルが低く感じます。
もちろん挑戦することに対して周りの人もサポートしてくれるので、挑戦しやすい環境だと思っています。
はてなのスマートフォンアプリ開発は挑戦の連続です。誰にとっても身近なスマートフォンですが、開発環境も利用者にとっての位置付けも日々変容しています。より良いアプリの提供を目指し、今ある技術だけでなく、これから先の技術に積極的な仲間を募集しています。ご連絡をお待ちしております!
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